
「友達のSNSを見ると、みんなキラキラして楽しそう。それに比べて私は…。こんなことで悩んでるなんて、恥ずかしくて誰にも言えない。」

「その『恥ずかしい』という気持ち、実はあなただけではありません。特に若い世代や女性は、自分の不調を『弱さ』だと感じてしまい、誰にも言えずに抱え込んでしまう傾向が強いんです。」
メンタルヘルス不調は、決して「おじさんの病気」でも「心が弱い人の病気」でもありません。 ホルモンバランスの変化にさらされる女性や、進学・就職で環境が激変する若者こそ、心のリスクと隣り合わせにいます。
今日は、なぜ私たちが「助けて」と言えないのか、そして、病院に行く以外にどんな選択肢があるのかをお話しします。
「自分でなんとかしなきゃ」の落とし穴
なぜ、私たちは限界まで我慢してしまうのでしょうか? 研究データによると、メンタルヘルスサービスの利用をためらう最大の要因の一つに、「自分で問題を解決したい(解決できる)という思い込み」が挙げられています 。
特に、責任感が強い人や、周囲に心配をかけたくない優しい人ほど、この傾向が強く出ます。 「これくらいで相談したら迷惑かな?」 「寝れば治るはず」 そう自分に言い聞かせているうちに、心は静かにエネルギーを失っていきます。
女性特有の「波」と付き合う
女性の場合、ライフステージや月経周期によるホルモンバランスの変動が、メンタルヘルスに大きく影響します。 PMS(月経前症候群)や更年期など、自分の意志とは関係なく「涙が止まらない」「イライラする」といった症状が出ることがあります。
これは「性格」の問題ではありません。「体の仕組み」の問題です。 「今日はホルモンのせいで調子が悪い日だ」と割り切ることも、立派なセルフケアの一つです。
病院だけがゴールじゃない。SNSで相談してみよう
「いきなり精神科に行くのは怖い」 「電話で話すのも億劫」
そんな方にこそ知ってほしいのが、LINEやチャットで相談できる公的な窓口です。 顔を見せる必要も、声を出す必要もありません。スマホで文字を打つだけで、専門家とつながることができます。
まとめ:弱音を吐くのは「強さ」です
「助けて」と言うには、勇気がいります。だからこそ、誰かに相談しようとすることは、弱さではなく「強さ」なのです。
まずは、匿名のチャットで「最近つらいんです」と一言送ってみる。 そんな小さな一歩から、張り詰めた糸を緩めてみませんか?

